2011/11/11

昇華インク



近ごろ、昇華インクをご使用になり布やTシャツ、マグカップにプリントされる方、また業者の方も大分増えました。
今まで一般用プリンターでの昇華プリントはほとんどエプソン4500を 使用されていましたが一番の難点はインクが詰まりやすいことでした。
特にA3サイズのプリンターが無かったのですが、今年になりエプソンが発売したPX-1600Fは、今までの1001、1004と顔料用プリンターは染料用 プリンターと比べて比較にならないほど優れており、さらに日本で最初のリセッター付きのICCS (連続インク供給装置)も完成しましたのでご紹介いたします。


昇華型プリンタ 【dye sublimation printer】 について

熱転写プリンタの一種。
固形インクを塗布したインクリボンに印字ヘッドで熱を加えてインクを昇華させ、ポリエステル系の樹脂でコートした専用の用紙に付着させるプリンター。
加える熱を制御することで印字濃度を細かく変化させることができ、他の方式では不可能な、写真のような連続階調の表現が可能です。
DTP業界などで業務用として使われる大型・高価なものがほとんどです。
昇華インク 水性インクジェットプリンターのインクには、いくつか種類があります。
代表的な物で、染料インク 顔料インク 昇華インク(捺染インクあるいは昇華捺染インクなど) などがあります。

染料インクの特徴:発色が美しい(色の表現域が広い)。耐水性がない。科学的な安定性が、顔料インクに比べると低いため色落ちしやすく、長期間の展示には向きません。
顔料インクの特徴:石のようなものなので、発色は 染料に比べるともうひとつ。インク自体には耐水性があります。科学的な安定性は高く→染料インクに比べると屋外でも色落ちしにくい。
昇華インクの特徴:印刷後に熱処理しないと本来の発色にならない。発色が美しい(色の表現域が広い)。熱処理後に耐水性になり染料インクに比べて屋外でも色落ちしにくい。

市販のインクジェットプリンターで昇華インクを使用する際の一番の難点は詰まりやすいということで、専門の業者もたくさんおられると思いますが皆さん苦労されていると思います。当社ではこの2、3年エプソンの顔料インク使用のプリンターを使用して良い成績をあげているのでご紹介いたします。  
どのメーカーも昇華インクは販売してませんので自己責任での利用をご理解ください。  
ほとんどの業者の方はエプソンの32型、50型を使用され、A3サイズはエプソンの1994年製造のカラリオ PM-G4500かブラザーMFC-6490CNをご使用で、インク詰まりでご苦労され、連続供給装置を使用もできずお困りと思います。
今年販売された数多くの顔料インク専用のプリンターは昇華インクをご使用になる方にはすばらしい朗報となると思いますので、参考にその価格を記載いたします。
昇華インクが各50〜80cc付いてのお値段です。


日本初リセッター付き
エプソンPX-403Aインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
19,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-404Aインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
24,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-434Aインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
29,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-203インクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
22,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-503Aインクサーバー付き
昇華ンク専用プリンター
29,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-603FAインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
35,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-673FAインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
45,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-1200インクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
45,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-1600Fインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
55,800円
日本初リセッター付き
エプソンPX-1700fインクサーバー付き
昇華インク専用プリンター
65,800円